ANAスカイホリデー感動案内人プラン
感動案内人今後のビジョン
感動案内人

取締役 東京支店副支店長兼 伊豆芳人取締役 東京支店副支店長兼 伊豆芳人

最近の国内旅行市場におけるパッケージツアーの低迷の限界を打ち破るためにも、旅行会社は「着地型マーケティング」への転換が求められています。我々が着地型である「感動案内人プラン」を将来の主力商品として期待するのもそのためです。
しかし歴史を振り返れば、着地型マーケティングへの取り組みは初めてではありません。
北海道スキーや夏の沖縄旅行の定着は、着地型マーケティングの成功事例であり、ANAスカイホリデーの原点でもあるわけです。
発地型の発想では見向きもされなかった寒い冬の北海道や暑い夏の沖縄を売ったのは、着地型マーケティングの力でした。つまり、北海道と沖縄で成功させた着地型マーケティングの事例を、今度は「感動案内人プラン」の形で全国展開していこうというわけです。
「感動案内人プラン」は発地型から着地型へ発想転換した新商品ですが、新しい旅行目的地は取り上げていません。むしろ既存の旅行目的地を掘り起こし、見落としていた素材を発掘することで、新鮮で魅力あふれる国内旅行商品を実現しました。
もちろん、こうした作業は従来の手法では不可能です。企画担当者は時間に追われてなかなか現地にも赴けないのが実態でしたが、今回はできる限り現地に足を運ばせ、文字どおり“企てる時間”を持たせました。同時に、地域再生に取り組む総務省の求めでANAグループが各地に派遣している地域再生マネージャーや、各地の観光NPO、ANA支店などとも連携することで、これまで埋もれていた数多くの魅力ある観光素材を見つけて、商品化につなげることができました。
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少なくとも3年は腰を据えて育てたい

新商品をスタートした07年度上期の旅行参加者数は3000人ほどで、下期では5000人を見込んでいます。しかし、性急な成長を目指してはいません。
少なくとも3年間は腰を据えて定着を図っていきたいと思います。そのために、今後は「感動案内人プラン」の核である“感動案内人”の皆さんを中心とした商品づくりに取り組んでいきたいと考えています。プランよりむしろ案内人をクローズアップし、「こんな人に案内してもらいたい」「それならば、こんなプランが用意されている」という流れにしていきたい。
また、現在は「点」で存在している感動案内人を「面」で展開できる仕組みを考えていきたい。複数の感動案内人がお客様をリレーしていけるようなプランを目指します。
「感動案内人プラン」は、商品づくりには感性を、販売には辛抱が求められます。しかし、旅行会社にとっても国内旅行全体にとっても、この方向にこそ発展の可能性が開けているはずです。
地方自治体や観光NPOなどともよりいっそう緊密に連携し、ANAグループの力を結集して、そのうえでお客様からの支持をいただき、「感動案内人プラン」を大きく育てていきたいと考えています。


ポイント3



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